炎が揺れる角度から「風速」を知る

その他

焚き火をすると「風の強さ」を気にします。風が無いと火は燃えづらいですし、また強風だと火が燃え上がったり、火の粉が舞ったりと危険です。焚き火台が小さいと焚き火台ごと風で吹き飛ばされそうな事があります。

ということで「風」を子供に体感してもらう、数値として理解してもらうことを目標とします。

ニュースで「風速」の単位を見てもハッキリイメージしずらい事が多いので、この記事でイメージしやすいように整理していきます。

風速=m/s 1秒間に進むメートル距離

風速 1m/s とかは想像もできます。人間の歩くスピード(成人)は1分で約80mといわれています。となると、1秒なら1.3m。つまり、風速1m/sはほぼほぼ人の歩く速度程度の風となります。

風速3mはそよ風です。軽く走ってる程度でしょうか。この早さでも焚き火をしてると横風が当たってる感じでしょうか。

垂直に上がる炎 ほぼ無風状態

風速5mは旗が振れる程度。焚き火するのは危ない風速です。火の粉が舞ってる速さ。

炎が横向きに 近くにいると危ない

風速10mまでくると焚き火しては絶対ダメですし、焚き火ができる風の強さではなく、風に向かって歩くことが困難なレベル。

つまり、焚き火をするなら、風速3m程度までが安全に楽しめる範囲になるのかと思われます。

ちなみに台風の場合は、風速20mを超えます。2019年の記録的暴風の台風15号。被災の大きかった千葉県では「風速57.5m」。風の強さが尋常では無かったと改めて感じます。

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